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ぐいっとひっぱられたかと思えば首筋に痛み
…噛まれた!?
『竜はおれのものって証』
噛んだあとを何度も指でなぞられぞくぞくする
『お前は?』
『あ?』
話をそらされたと思ったらしい隼人は不機嫌な顔になる
『お菓子』
『あ…』
やべ…忘れてた
『ないみたいだな』
竜の目まじ怖いし
『あっあるに決まってんだろ!持ってくる』
キッチンに逃げようとする隼人後ろからだきすくめてをおさえる
『ここにないならだめだな』
耳元で囁けば隼人の身体が震えた
『悪戯だな』
『!!…っ』
ぐいっと振り向かせ隼人の首筋を噛む
『隼人は俺のものって証』『…あはは』
『なっ何笑って』
急激に恥ずかしくなる…
『だって…嬉しいんだよ』『え?』
『竜は俺のだろ?俺は竜のだろ?』
自分の首筋をなぞりながらてれわらいする隼人…思わず自分の首筋に手を当てる
『…ばっかじゃね』
『なんでだよ』
『ばーか』
真っ赤になって笑ってる竜が可愛くて抱き締める
『…俺も嬉しい』
そういえば嬉しそうに隼人が笑った
近づいてくる唇…静かに目をとじた
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