724人が本棚に入れています
本棚に追加
悪魔は口をあけると、ラギ達に向かってビームを放った。
すると、ラギ達を見つけたネカネさんとスタンさんが一瞬でラギ達と悪魔の間に入り込む。
しかし、ネカネさんとスタンさんより前に1人の少年がでた。
それはラギ。 そしてーーー
ラギ【熾天覆う七つの円環】
ラギは絶対的な防御力を持つ7つの花弁を展開し、悪魔のビームと激突する。
だが、激突したのは一瞬だけだった。
悪魔のビームは1枚の花弁を壊すこともできず、徐々に威力が失われる。
それを後ろで見ていたスタンさん、ネカネさんは唖然としていた。
たった3歳の子供が爵位級の上位悪魔の攻撃を防いだのだから当り前の反応だろう。
しかし、ラギは少し焦った様子でスタンさんに言う。
ラギ「スタンさん!早く封印をしてください!」
スタン「…わ、わかった。」
唖然としていたスタンさんだったが、ラギに言われるとすぐに瓶を取りだし、詠唱を始める。
スタン「六芒の星と五芒の星よ
悪しき霊に封印を」
スタン【封魔の瓶】
そして、瓶に悪魔を封印したのを見届け気を抜いた瞬間
ラギ「…あれ?……魔力…を…使い…過ぎた…の…かな……?」
ラギはその場に倒れた。
最初のコメントを投稿しよう!