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白夜が女神に会ってから1時間後、漸く女神からの説明が終わり、まとめるとこうなる。
女神は前から地球に興味をもっていたらしく、一度行ってみたいと思っていた。
しかし、女神としての仕事が山のようにあり、とても行けるような状態じゃなかった。
なので、猫に変身することによって仕事場から逃げだし、天国にある地球に行けるゲートをくぐって、地球にきた。
けど、運悪くゲートを繋げていた場所が車道だったので、トラックに轢かれそうになった。
そこで、登校中の白夜が猫を見つけ猫を助けるが、代わりに轢かれてしまった。
女神は責任を感じ、本来なら天国に行くはずの白夜の魂を、地球と天国の間にあるこの空間に留めた。
そして、これから白夜を今までとは違う世界に転生させてくれるらしい。
しかも、前世の記憶と白夜だけの特殊能力付きで……。
白夜「…あの、本当にいいんですか?」
女神「いいんですよ。私が、自分勝手な都合で地球に行ってしまったせいで、白夜さんが死んでしまったんですから……。」
女神が、申し訳なさそうに言う。
女神「…それに、前世の記憶と特殊能力付きで転生させるなんて、私にかかれば簡単に出来ますから。」
白夜「…凄いんですね。女神さんは。」
女神「まあ、女神ですから。あ、忘れてました。」
そういうと女神は白夜に大量の紙を渡す。
白夜「………これは?」
女神「白夜さんの特殊能力候補リストです。好きなのを選んでください。」
--30分後--
白夜「……それじゃあ、この《赤い弓兵》でお願いします。
女神「わかりました。《赤い弓兵》の能力の説明は……。」
白夜「大丈夫です。『Fate』なら知ってますから。」
女神「そうですか。なら平気ですね。後、私オススメのスキルをつけておきます。」
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