プロローグ

3/4
前へ
/21ページ
次へ
白夜が女神に会ってから1時間後、漸く女神からの説明が終わり、まとめるとこうなる。 女神は前から地球に興味をもっていたらしく、一度行ってみたいと思っていた。 しかし、女神としての仕事が山のようにあり、とても行けるような状態じゃなかった。 なので、猫に変身することによって仕事場から逃げだし、天国にある地球に行けるゲートをくぐって、地球にきた。 けど、運悪くゲートを繋げていた場所が車道だったので、トラックに轢かれそうになった。 そこで、登校中の白夜が猫を見つけ猫を助けるが、代わりに轢かれてしまった。 女神は責任を感じ、本来なら天国に行くはずの白夜の魂を、地球と天国の間にあるこの空間に留めた。 そして、これから白夜を今までとは違う世界に転生させてくれるらしい。 しかも、前世の記憶と白夜だけの特殊能力付きで……。 白夜「…あの、本当にいいんですか?」 女神「いいんですよ。私が、自分勝手な都合で地球に行ってしまったせいで、白夜さんが死んでしまったんですから……。」 女神が、申し訳なさそうに言う。 女神「…それに、前世の記憶と特殊能力付きで転生させるなんて、私にかかれば簡単に出来ますから。」 白夜「…凄いんですね。女神さんは。」 女神「まあ、女神ですから。あ、忘れてました。」 そういうと女神は白夜に大量の紙を渡す。 白夜「………これは?」 女神「白夜さんの特殊能力候補リストです。好きなのを選んでください。」 --30分後-- 白夜「……それじゃあ、この《赤い弓兵》でお願いします。 女神「わかりました。《赤い弓兵》の能力の説明は……。」 白夜「大丈夫です。『Fate』なら知ってますから。」 女神「そうですか。なら平気ですね。後、私オススメのスキルをつけておきます。」
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

724人が本棚に入れています
本棚に追加