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ネギとの釣り勝負から1ヵ月がたった。
そして、ラギはいつものように実験をしていた。
ラギ【投影、開始】
ラギがイメージするのは『黄金の剣 カリバーン』。
しかし、構成が甘いのか『カリバーン』を出しても、すぐに衝撃を加えると消えてしまう。
ラギ「……これも駄目か。」
やはりちょっと衝撃を加えるだけで消えてしまった。
ラギ「そろそろ疲れてきたし、ちょっと休憩でもしますか。」
ラギは使っていた実験道具をかたずけ始めた。
すると、突然部屋のドアが勢いよく開く。
ネギ「ラギ~!今日、ネカネお姉ちゃんが帰ってくるんだって!!」
ラギは一瞬、悪魔襲来の日かと思ったが、ラギとネギはまだ2歳なので、その可能性は低い。
ラギ「そうですか。なら迎えの支度をしなければいけませんね。
兄さん、少し時間がかかるので、外で待っててくれませんか?」
ネギ「分かった!出来るだけ早くしてね!」
--30分後--
ラギ「兄さん。それじゃあ、行きましょうか。」
ネギ「うん!」
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