第一章 時代

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4 「ちょっ、やめて下さい」 「なんだ、お前ら、いいペンダントを身につけてるじゃないか、 え、どうなんだよ」  突然、聞き慣れない声がしてきた。不思議に思って、ルナはおそるおそる、声のする方向に歩いていく。そこにいたのは、不思議な髪の色をした女の子3人と、その女の子にちょっかいを出しているいかにも、ヤンキーっぽい男3人組、ってここ、女子校だよね。 「このペンダントは、私たちにとって大事なものなの」 「あなたたちには渡せないわ」 「さっさとここから立ち去りなさい」
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