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今、俺たちは商店街に来ている。
家からはそれほど離れてはいないのだが、
行く道の途中で坂がありその坂が面倒くさくてあまり行かないのだ。
こんなことは置いといて、順一の方に目をやると目が輝いていた。
次は卓郎の方を見ると真剣な顔で辺りを見回していた。何やってんだ?コイツ。
玄士郎「で、どこでやるんだ。ショーは?」
順一「えっと・・・あの店の近くだとおもうんだけど・・・」
指を指した方を見ると、キレイにシャッターが閉まっていた。
玄士郎「おいおい・・・今日の何時からだ?」
順一は焦りながら紙をみた。書いている場所を見つけたのか腕時計をみた。
順一「あっ・・・昨日だ・・昨日の6時」
玄士郎「嘘だろ!見せて見ろ!」
その紙には一字一句、昨日の6時と書いていた。マジで勘弁してくれ・・・。
俺は何もせずにまたあの坂道をくだらなきゃいけないのか・・・。
順一「あれ・・・でもショッカーの隊員達がいるよ。今日あるんだ!きっと!」
順一は電灯のない道みたいな暗い顔から、
希望に満ちた眩しい笑顔になっていた。
俺が順一を追い掛けた時だった。
ショッカーの隊員とか言う奴らがこっちへ走ってきた。順一は弾き飛ばされ、気を失っている。
俺は逃げるしか無かった。相手は武器を持ってるし、家に逃げようとしたが挟み撃ちにされてしまった・・・。
玄士郎「な・・・なんで俺を狙うんだ!!」
俺にはわからなかった。何故自分が追い掛けられているのかを・・・。
ショッカー隊員「あいつは特別な力がある。このライダーセンサーの目盛りが振り切ってるのが証拠だ。あいつを捕まえれば、あの方に褒美が貰えるぞ!」
捕まえられる?なんでこの俺が?話がいきなりで頭がパニックになりはじめていた。
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