二章 啓示

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なんでも正体不明の賊からご丁寧に挑戦状がきたらしく、万全を期すために名の通っている我々レインボージェムに依頼がきたということだ。 通常の護衛2人もいるということで彼らはそのまま宝物庫の警護をしてもらい、我々は二班にわかれ周辺を見回ることにした。 バルソムとフィオナ、エリオス、そしてわたしとレドルフの二班である。 何事もなくその日の夜は更けていった。 そして真夜中をすぎ草木も眠るころ、突然わたしの視界の片隅でガサガサッと木々が揺れた。
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