序章 祝宴

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彼女、酒グセ悪いからなぁ…いつもの事だけど。 そして黙々と剣の手入れをする男にもカラむ。 「あんたもさぁ、もっと楽しそうにしなよぉ。」 しかしその手を止めることなく… 「…十分楽しんでいる。」 ボソッと呟く。 寡黙なこの人間の男の名はレドルフ。 戦士である。 右耳のピアスは紫だ。 言葉は少ないが、その実力は折り紙付きだ。 「ミィリスゥゥ!誰も構ってくんないよぉ~」
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