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華麗は初対面の女の子にゴミ扱いされるという最悪な展開にかなり驚いていたが、いつまでも道の真ん中で寝ていると他の通行人からもゴミ扱いされかねないので起き上がった。
制服をはたきながら、ぶつかった彼女を見る。
まだ睨んでいる。
怖い。
よく見ると自分の高校の制服を着ていた。
それにしても睨んできててこわい。
ていうか、手にはごはんが山のように盛られたお茶碗が。
反対側にはお箸が握られている。
変な人だ。
華麗は目を合わせちゃいけないと本能的に察したが、あまりの変な人加減に逆に目が離せなかった。
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