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あれから2~3日経った放課後、帰る用意をしていた時突然机の横に彼がきて、言った。『ねえ、高遠君、ちょっと相談したいことがあるんだけど。』周りに助けを求めようとしましたが、教室には誰もいなくここで断ったら何か嫌なことが起きそうな気がすると思ったので、いいよと答えてしまった。今思えば断ればよかったと思いました。『じゃあ、帰りながら話そうか。』
廊下には、誰もいなく静まりかえっていた。『話って言うのはね、僕もうすぐ死ぬんだ。人形が何処までもついて来て僕にこの前言ったんだ「この呪いももうすぐ終わる、生け贄は来年で最後。生け贄は最低一人がなればそれでいい、そして最後の生け贄の名前は・・・・・・」てね。』彼は骸骨に皮を貼ったような顔を近づけて微笑んだ。『今人形が君の肩に手を置いているよ。どうやら君は人形に気に入られたみたいだね。』
その3日後彼は死んだ。
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