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「おじゃましまーす。」ドアを開け部屋に入ると女の子の部屋特有の臭いが鼻についた。
「最初すごい恐い人かと思った。」これは後にこの子が語る自分の第一印象らしかった。
当時はすごい日焼けしてて金髪で髭生やしてたから印象悪かったのかも仕方ない。
部屋は当時流行のロフトといってベッドが高い位置にあって階段で昇らないといけないタイプ。
とりあえず部屋の真ん中に位置してあるテーブルの前に座りタバコを吸う。
辺りを見回しまず目についたのはマネキンの首。
「これ、恐くね?」
「・・・練習でつかうから・・・。」
すごい無口な子だった。
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