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しかしその頃はほんとに真っ黒に日焼けしていた。「キスマークつけても跡つかないよ。」
逆にその子は透き通るような白い肌の子だった。首筋にキスマークをつけまくってやった。バイブも突っ込んだ。しかし、バイブはうねうねと動くと自分からでてきた。
しばらくその子は涙が枯れるほど毎晩泣いて泣いて泣きまくったらしい。裁判所にも何度も通ったし、警察の事情聴取も受けたそうだ。そして警察からこんなことまでというくらい二人の関係を根堀り葉掘り聞かれたそうだ。
裁判が終わり彼氏には執行猶予がつき実家に帰っていった。その頃からだったからか行く度に聞く話しは違う男の話しだった。
「あれ?あいつはどうなったの?」
「あいつってどいつよ?」
以前と変わらず何でも話す仲だった。ただ自分にはどの男の話しかは分からなくなっていた。
そういえばその子の部屋はよく水道やガスや電気が止まったりしていた。献血してハンバーガーの券もらったりとかまあギリギリの生活だったみたい。
eggの雑誌がよく置いてあったのでよく読んだ。過激な内容だった。しばらく会わない時期もあった。
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