いつもの日

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「…おい」 朝だからか、不機嫌そうな声。 「おはよう」 「あー…いい夢を見ていたのに、お前の行動の音で目が覚めた」 「いい夢のあとに嫌な現実がくるのはいつものことでしょ」 ソファから、緩慢な動きで降りる。 そしてズルズルと足を引っ張るように洗面所に向かっていった。
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