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紫「さて、理由も分かったしそろそろ本題に入りましょうか?ねえ幽々子。」
幽々子「そうしましょう。」
桜也「もう少し聞きたいことがあるんだが?」
紫「面倒だから却下。」
桜也「ちょ、ひどくないか!」
紫「本題聞いてからでも遅くはないでしょう。」
桜也「む、確かに……で、本題って?」
紫「それは……幽々子」
そう言って何故か幽々子に振る紫。そして幽々子は実に楽しそうに言った。
幽々子「あなたここで暮らさない?」
その時桜也に電流が走った。
桜也「はぁ!?正気か幽々子!」
妖夢「そうですよ!人間をこの白玉楼に住ませるのですか!」
いつの間にか妖夢が復活した。
幽々子「私は何時でも正気よ。失礼しちゃうわね。」
幽々子はほっぺを膨らませながら2人を睨んだ。
桜也「気持ちは嬉しいが流石に人間がここに暮らしちゃあまずいだろ。」
幽々子「そんなこと誰が決めたのよ。白玉楼の主は私なんだから私が良いって言ったらいいの!」
(((子供かよ…)))
みんなが心の中で同じことを思っていると、
紫「桜也」
紫が呼んできた。
桜也「何?」
紫「あなたはもう外の世界には戻れない。人知を超えた能力を手に入れてしまったから。そしてここは幻想郷、あなたにとっては未開の地。だったら古くから幻想郷にいる者の所に身を寄せるのが得策だと思うのだけど。」
桜也「う~ん…確かにな~」
桜也は少し悩んだ後、一心同体の咲耶にも聞いてみた。
桜也「咲耶、お前はこの白玉楼に住めって言われても大丈夫か?」
咲耶「私は桜也と一緒に住める場所なら何処でもいいよ//」
頬を赤らめそんなことをいう。
桜也「よし、なら決定だな。お世話になるよ幽々子。」
そんな木之花咲耶姫の様子に気づかない桜也。
幽々子「よろしく…って言う前に1つ言わせて。」
桜也「なんだ?」
幽々子「この鈍感」
桜也「またかよ!」
咲耶(前途多難だな~はぁ…)
かくして桜也と木之花咲耶姫は白玉楼にお世話になることになった。
紫「面白いことが起きそうね…フフ」
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