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「じゃあ桜也が使う部屋を決めましょう~」と白玉楼の主である幽々子が提案してきたので桜也と咲耶姫は了承した。
ちなみに紫は「眠くなったから帰るわ‥じゃ~ね。」と言ってスキマに入っていった。
桜也「どの部屋が空いてるんだ?」
幽々子「大半の部屋が空いているわよ。あ、そうそう桜也と木之花咲耶姫は一緒の部屋を使ってね。」
桜也「ちょ!!大半の部屋が空いているんじゃないのかよ!!」
幽々子の言葉に目を丸めて動揺する桜也
咲耶「…………よし!」
その後ろで小さくガッツポーズをする木之花咲耶姫
桜也「同じ部屋なんてダメだって!咲耶は女性で俺は男だし。咲耶だって嫌がるよ。」
幽々子「じゃあ聞いてみましょうか。木之花咲耶姫、あなたは桜也と同じ部屋でいいかしら?」
咲耶「桜也を守るためです。構いません!」
幽々子「だそうよ。」
桜也「咲耶がいいなら仕方ない…無理してないよな?」
咲耶「し、してないよ//」
桜也「ん?なんか顔が朱いけど大丈夫か?」
桜也は咲耶姫の顔に自分の顔を近づけた。
咲耶「お、桜也…大丈夫だから!ち、近いよ…//」
ますます顔が朱くなってしまった。
桜也「すまんすまん。ちゃっちゃと部屋を決めないとな。妖夢、他の部屋を見せてくれ。」
妖夢「はい。こちらです。こちらの方は比較的日当たりがいい部屋が多いです。」
桜也「そうなんだ。」
2人は話ながら奥へと行ってしまった。
幽々子「あの子は…桜也は狙ってあんな行動をとるのかしら…」
幽々子は咲耶に聞いた。
咲耶「まさか…あれが普通なんですよ。外の世界に居たとき、桜也って結構モテてたのですが…自覚はなかったようです。」
幽々子「女殺しね~しかも1番たちが悪そうな。」
咲耶「これほどまでとは…うぅ、まだ顔が熱い//」
幽々子「幻想郷にいる女の子も泣かせなきゃいいけど…」
咲耶「どうやったらこっちを向いてくれるのかなぁ…」
幽々子「私に考えがあるけど。」
咲耶「何ですか?」
幽々子「じゃあ…こっちに来てくれないかしら。」
咲耶「はあ……」
木之花咲耶姫は幽々子に連れられて部屋に入っていった。
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