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桜也「よし!この部屋にしよう。」
妖夢と一緒に白玉楼をまわること数分
ついに桜也と咲耶姫が使う部屋が決定した。
桜也「日当たりも良いし、なかなかの広さもある。そして何より桜が見える。」
選んだ部屋からは桜達が綺麗に見れ、とても美しい景色となっていた
桜也「じゃあありがたくこの部屋を使わせて貰おうよ咲耶……ってあれ?咲耶は?」
妖夢「そういえば幽々子様も見当たりませんね…」
桜也「どこにいったんだ?」
妖夢「戻って探してみますか?」
桜也「そうだな。」
桜也と妖夢は巡ってきた部屋を見ながら戻りだした。
しばらく部屋に入ったり出たりの作業を繰り返していると
幽々子「妖夢~何処にいるのかしら?」
幽々子の間の抜けた声が聞こえてきた
妖夢「見つかりましたね。」
桜也「家が広いのも案外不便なんだな…」
そうぼやきながら2人は声の聞こえてきた部屋の襖を開けた。
桜也「探したぞ何を…して…」
桜也は部屋の中を見た瞬間言葉を失ってしまった
妖夢「綺麗…」
妖夢もその一言を呟いて見とれていた
部屋には幽々子と咲耶姫が一緒に居たのだが、咲耶姫はさっきまで着ていた現代的な服を止めて青色の浴衣に着替えていた。
そして浴衣を着た木之花咲耶姫はとんでもなく浴衣が似合っておりとんでもなく可愛かった。
咲耶「お、桜也…ど、どう?似合ってる…かな?」
咲耶姫が恐る恐る桜也に聞いた
桜也「ああ!すごく似合ってる。可愛いよ。」
咲耶「あ、ありがとう//」
桜也のまっすぐな言葉に咲耶姫は顔を少しそらしてお礼を言った
桜也「この浴衣は幽々子か?」
幽々子「そうよ。彼女に似合う着物を探すのに苦労したんだから~…何着着たかしら?」
桜也「咲耶は桜の頂点に立つ者だぞ。着せかえ人形じゃないんだからなー」
幽々子「あら、そしたら私も亡霊の頂点に立つ者よ。私の方が上に聞こえない?」
桜也「悪役的な意味だと上だな。」
幽々子「ひどいわ~」
妖夢「幽々子様、桜也達が使う部屋が決まりました。」
長くなりそうなのを感知したのか妖夢がきりだした
幽々子「そうなの?見に行きましょう。」
そう言うと幽々子はふよふよと飛んでいってしまった
妖夢「幽々子様違います!こちらです。」
それを見て幽々子って結構抜けてるんだなと桜也は思った。
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