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桜也「……詳しく説明を求めたいんだが?」
(そのままです。桜也はこの地に存在するすべての桜を操れます。しかも桜の木達と会話でき、桜を咲かすことも枯らすこともできる。)
桜也「おお!!美しい能力だな。」
(能力の説明は以上です。そういえば桜也、あなたは先程武器が無いと言っていましたね?)
桜也「ああ、言ったな。」
(私の近くに来ることはできますか?)
桜也「妖夢の攻撃を避けながらかよ…気合いで行ってやる。近くに行ったらどうするんだ?」
(私のすべてをさしあげましょう。)
桜也「分かった。」
会話が終わった瞬間
妖夢「断迷剣『迷津慈航斬』」
妖夢が次のスペルカードを宣言した。
妖夢は桜也を守る桜の花びらに突っ込みそして、剣を花びらにおもいっきり叩き付けた。
(嘘…私の花びらが、)
桜の花びらは無惨にも散らされてしまい、桜也の姿が丸見えになってしまった。
妖夢「流石は白玉楼まで侵入した人間ですね。あなたも何かの能力を持っているようね。でも、これで終わりです!」
妖夢は桜也に突進してきた。
(桜也!危ない!!)
妖桜が叫んだ。しかし、桜也は微笑んでいた。
桜也「大丈夫完成した。妖夢、避けろよ!桜符『桜吹雪‐春一番‐』」
白玉楼に舞っていた桜の花びらがまるで突風に巻き上げられたように動き妖夢に向かっていった。
妖夢「な!スペルカード!…はぁ!」
妖夢は即座に後ろにバックステップした。そして向かってくる桜の弾幕を切り落としていく。
妖夢「…?どこに行った?」
弾幕に集中しているうちに妖夢は桜也の姿を見失ってしまった。
妖夢が辺りを見渡すと桜也は1本桜の木の下にいた。
桜也「約束通り来たよ。」
桜也は妖桜に話しかけた。
(では、私に触れてください。あなたに力と武器を差し上げます。)
桜也は恐る恐る幹に触れた
桜也「な、なんだ?」
妖桜が突然光りだした。妖夢も目を丸くしてその光景を見ていた
桜也「おい!俺はどうすればいいんだ?」
桜也はどうしてよいか分からず桜に聞いた
(これからあなたに私の名前を授けます)
桜也「名前?」
(私の本当の名前。私と共に成長してきたあなたに言ってもらいたい。私の名前を言ってくれたらあなたにすべてを授けます。)
桜也「分かった!」
そして桜也は大きな叫んだ
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