入学

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「マジ!? すげぇじゃん。 ポジションは?」 「キャッチャー。 西條は?」 「俺は…………一応ピッチャー。」 西條は一瞬ピッチャーと言うのを躊躇った。 その理由は後に明らかになる。 「へぇ……ピッチャーか。」 そんな会話をしていると二人は野球部が練習しているグランドへとついた。 野球部専用グランド、それは二人が思っていたよりかなり広く ブルペンもあった。 「おっ、やってるやってる。」 西條が目にしたのはキャッチボールをしている野球部の姿であった。 部員は14人程度だった。 「ふ~ん、人数少ないんだな。」 「そう見たいだな。」
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