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しばらく見学しているとキャッチボールを終えた部員達は各自ネットだしたりしてバッティング練習の準備を始めた。
その中の一人が見学をしている二人に近づいてきた。
「君達新入生だよね。
見学?」
「「は……はい。」」
「俺はキャプテンの白石。
クラブの入部は来週からだけどもう野球部に入部を決めてるのか?」
入部を決めていた二人はその問いに、はい。と返事を返した。
「そうか、じゃあ俺は練習に戻るから好きなだけ見学してってくれ。」
時間は経ち午後4時
学校を出た二人は河川敷を歩いていた。
「確かに人数は少なかったけど練習はしっかりしてたな。」
西條が練習を見学した感想を菊川に言った。
「まあ、うちは毎年夏は2、3回戦レベルだったらしいけど、ここ何年かで学校が本格的に力をいれ始めたらしいぞ、監督も去年代わったらしい。」
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