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「お願いします!俺と付き合って下さい!」
「黙れ、ぶ男が、俺は男だ。」
俺は曽根川ひかる。
高校二年だ。
童顔女顔で背も小さいせいで、女と間違えられるが、俺は男だ。
さっきの男はこの話には全く関係ない。忘れろ。
これは命令だ。
俺には秘密があって・・・・「ひっかる~♪」
・・・・このタイミングの悪い少女は天見愛流、幼なじみだ。
「なんだ。」
「よっ、いつも無愛想だね!アタシはそんなひかるが大好きなのさ!」
「しるか、馬鹿。」
「うわ、酷!アタシの愛の告白をそんな風に返す?」
「黙れ、でなんだ。」
「一緒に帰ろ♪」
「ああ。」
一応言っとくが、恋仲じゃない。
こんなテンションの高いやつお断りだ。
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