episode2

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「…」 でっでかい…相変わらずでかい家だな…俺の家といい勝負か 「先生いらっしゃい」 「どうも…五瀬さん」 「美波でいいですよ…」 いや…そういうわけには… 「そちらに…コーヒーと紅茶どちらにします?」 「じゃー紅茶で」 わかったわ 「何だ?葵の担任か」 「央巳さん…ええ…心配で来てくれたのよ」 ペコッ 「心配ね…あいつの心配する先生なんかいなかったが…変わってるなあんた」 そうなのか? 「中学も問題おこすし…あいつは…みんなに危害加えないためにやってるが…他の奴らはそんな事分かってねーし」 上條も言ってたな… 「極道は…市民に取れば危険な人物なのさ…むしろ近づきたくない…葵は逆に避けてるようだが…」 避けてる…? 「誰も信じてない…だがそんな奴から受験の話が出て驚いたな」 「どうぞ」 コトッ 「中学で仲間は2人…誰も心を見ない。教師も怒るだけでケガの心配すらしない。むしろ邪魔者扱いだ」 そんな… 「でも葵が受験したいと…あんなに学校嫌いでまともに行かなかったあの子が…」 前を見て 「恋だ…葵言ってた…好きな奴に好きって届かせるにはどうしたらいいか…と」 まあ…そうだったの? 「まっそいつにフラれたんだな…だから行きたくないんだと」 「そうね…昨日酔っ払って帰ってきたし」 は? 「酒飲んできたんだよ…フラフラでな…顔ぐちゃぐちゃ爆笑だな」 央巳さん‼ 「今朝辞めると言って…理由は何となく分かっていたけど…まさか恋なんて…」 てっきり由香ちゃんが好きなのかと…ふふっ
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