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「西崎先生…磯城を知ってるんすか？」
「え？いや…まさか」
「だよな…極道じゃないのに知るわけ無いな」
っ…
「葵は本気っすよ？先生好きなの…それに葵は喧嘩嫌いなんっすよ…」
嫌い？
「でも…守らなきゃならないから…戦うんすよ」
「守って…何を？」
「市民を」
⁉
「何もかも壊す磯城とは違い。市民のために拳をつくる葵…まっ市民には気づいてもらえないが…ちゃんと守るんっすよ」
五瀬が…？
「見て下さい…周りに広がらないように戦ってます。相手が物投げてきても…蹴り返すんすよ」
あっああ…そうだな
「西崎先生‼何してるんですか‼早く止めて下さい」
教頭⁉
「それなら心配ないわよ」
「のわっ‼いつの間に⁉」
よっと…
「終わったから…ﾌﾌｯ」
「由香…💢お前どさくさに紛れて俺蹴ったろ‼」
「え～知らないわよ」
蹴った…こいつ絶対に蹴った
「大体何で毎回こうなのよ？たまにはゆっくり昼休み過ごしたいわ」
てめー💢
「まあまあ…2人とも…落ち着けって」
「別にいいわ…ｽﾄﾚｽ解消したし…じゃあ行くわ」
ｶﾞｼｯ
「3人とも部屋に来なさい…西崎先生‼あなたもです」
「何すんのよ‼ﾊｹﾞｼﾞｼﾞｲ‼」
ﾊｹﾞｼﾞｼﾞｲ⁉教頭に向かって何という口の聞き方を‼
「退学か…司まで巻き込んで悪かったな」
「退学じゃなくて体罰だ…ｺｷ使われるぞ」
ああ…だるいな
「何で私まで…」
「由香は別にする事無い…学校違うんだ」
そうよね？司いいこと言うわ‼
「なら帰るわ‼ﾊﾞｲﾊﾞｲ」
うおっはやっ‼逃げ足も素早いな…女じゃねーよ
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