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仁「かめぇ―――…まじ悪かったって!!許してよ。」
亀「…………お前何回目かわかってんの??」
仁「…………………………………わかんね。」
亀「はぁ―…」
俺の恋人はしょっちゅう浮気をする。
毎回毎回違う娘で、タイプも違う。
きっと日ごろの苛立ちや悩みのはけ口として遊び回り、最終的に浮気になる。
俺自体回数を覚えているわけではないからなんとも言えないが、おそらく数えるのに片手では足りず両手を使うまでの回数はしてる。
最近ではショックを受けはするものの、仁の前で動揺することはなくなってきた。慣れとは恐いものだ。
亀「なぁ、話しってそれだけ??俺明日早いし、帰るわ。」
仁「なっ!!かず……!!」
手をひらひらさせながら仁の家の扉を閉めた。小走りでエレベーターに乗り込む。
仁「かずっ!!!」
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