tranquillo

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  JS「…分かった。」 JJ「ありがとう。」 YH「そうと決まれば、先生に言わなきゃな。」 JJ「うん。」 大丈夫。 きっと、何があっても… みんながいてくれれば… 俺は、乗り越えられる。 JJ「よろしくね、みんな。」 4人の笑顔に囲まれながら、俺は決意を固めた。 そこには、さっきまでとは違う、穏やかな空気が流れていた…。 + Yunho side + ジェジュンが手術を決意したその後、ちょうど様子を見に来た先生に話をした。 ジェジュンが自分で、《手術を受ける》と、先生に言った。 医「そうですか。」 JJ「はい。」 医「このまま、日本での入院で結構ですか?」 JJ「ぁ、そっか…」 医「私達は、このままの入院をお勧めします。飛行機内の気圧変化は、危険も高いですし。手術といっても、上手くいけば約2週間程度の入院で済む場合もありますから。」 JS「え、2週間…?」 医「はい。平均的には、それぐらいですね。」 JJ「そうなんだ…」 YC「何だ…。俺ら半年ぐらい活動出来ないのかと…」 CM「何考えてるんですか。末期の癌とは違うんですよ?」 YC「悪かったな…。」 ユチョンには悪いけど、俺もそのぐらい掛かるのかもしれないなんて思ってた。 けど、早くて2週間なんだ…。 ちょっと… ホッとした…。 JJ「僕はそれでいいです。いいよね?」 YH「ジェジュンがいいなら、俺達は。」 医「では、後日きちんと術式等を説明させていただきますので、その際に同意書にサインをしていただけますか?」 JJ「はい。」 医「このまま入院となりますので、病棟の方に移って頂く事になると思います。それまで用意をして待っていて下さい。」 YH「分かりました。」 CM「入院に必要な物も持ってこないといけないですね。」 JJ「うん。よろしくね。」  
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