tranquillo

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  そうだよな… 俺は、泣いてるジェジュンよりも、こうやって笑ってるジェジュンが好きなんだ…。 病気だからって、手術を受けるからって… くよくよ、うだうだしてるジェジュンなんて… 見たくないよな。 JS「もう笑わないでよぉ。」 JJ「ごめんごめん…。」 YH「なぁ、昔のチャンミンなら、アリなんじゃないか?」 YC「あ~。可愛かったもんなぁ~。」 CM「止めて下さいよ。それにあの頃は《天使》で売ってたんですから、そんな行為すら知らないですよ。」 JS「エセ天使だったけどね…。」 YC「あははっ!エセって!」 CM「自分だってエセじゃないですか。」 JS「何のだよ!」 CM「エセ・カリスマ。」 JS「違~う!カリスマは本当なの!!」 YH「お前等、病院なんだから少しは静かにしろ。」 腹を抱えて笑ってるユチョンを見ながら、俺はそう言った。 まぁ、全員うるさいんだけどな。 ユチョンの笑い声が響いてるから…。 医「賑やかですね。」 YH「あ、すみません。」 医「いえ、大丈夫ですよ。それより、先程マネージャーさんと話し合った結果、キムさんには個室に入っていただく事になりました。」 JJ「はい、ありがとうございます。」 いつの間に…。 俺も話し合った方が良かったんじゃ…。 そう思っていると、先生の後ろにいたマネージャーさんが俺を見て頷いた。 気にするな、ってトコか…。 俺は、その頷きに対して笑顔を返して応えた。 マ「さ、4人は移動だ。」 JS「えー。」 マ「えーじゃない。仕事だ仕事!」 YH「ジェジュン、終わったらまた来るから。」 JJ「…うん。」 俺達は、渋々病院を出て仕事へと向かった。 そして、現場に着くと頭を切り替えて仕事に専念した。 JS「ユノヒョン…。」 YH「ん?…どうした?」  
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