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何も変わらない、穏やかな朝だった…。
目が覚めたら、俺はユノに抱きしめられてて、ユノはまだ夢の中。
何も変わらない、何の変哲もない、朝…。
変わっていたのは…
どこから…?
+ スタジオ +
「「「「「おはようございまーす!」」」」」
5人でスタジオに入ると、スタッフさん達が笑顔で迎えてくれる。
これから仕事が始まる、この瞬間が好きだ。
歌う現場じゃなくても、沢山の人に知ってもらう為だと思うと、同じくらい気持ちが高まる。
衣装に着替えてメイクを済ませると、俺達はいつもの立ち位置で撮影に挑んだ。
カメラ「じゃあ、まずは気楽な感じでお願いします。」
「「「「「はい。」」」」」
雑誌に載せる写真の撮影。
隣にはユチョンとチャンミン。
いつもと変わらない。
居心地の良い、場所。
大好き。
だった、のに…。
カメラ「じゃあ一旦ここまでで。」
その一言で、俺達は弾ける様に散らばった。
ジュンスとチャンミンは一目散に差し入れが置いてあるテーブルへ。
ユチョンはそれを笑って見てて、ユノはスタッフさんと話してる。
俺は、それを1番後ろから眺めるのが大好きだった。
いつもの様にみんなを眺めながら、自分も輪に加わろうと歩き出す。
その時…
スタッフ「危ない!!!」
YH「ジェジュン!!!」
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