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JJ「ん…」
YC「ジェジュンヒョン!」
YH「!? 目、覚めたか…?」
目を開けると、真っ白い天井と機械音、そして独特な臭いがした。
そして、横からはユチョンの声が聞こえて、首を動かしてみると、そこにはユノもいた。
JJ「ユノ…、ここって…」
YH「病院だよ。」
JJ「え?」
YH「覚えてないか?ジェジュン、照明の下敷きになったんだよ。」
JJ「え…」
YC「下敷きっていうか…寸前でユノヒョンが突き飛ばしてね、打撲くらいで済んでるだろうって。」
YH「突き飛ばしたって…他に言い方ないのかよ。」
JJ「…ユノ、ありがと。」
YH「ううん。ジェジュンが無事で、本当に良かったよ。」
JJ「ユノ…」
YC「こんな事言ってるけど、本人は腕に火傷したんだよ?照明のライトのトコ当たって。」
JJ「え!?」
YH「言うなよ…。大丈夫だよ、全然大した事ないから。」
ユノの左腕には、包帯が巻かれていた。
俺の所為で、ユノに怪我させちゃった…。
そう思って泣きそうになるとユノは苦笑して、ベッドに横たわる俺の頭を、包帯の巻かれてない方の手で撫でてくれた。
本当に、助けてもらってばっかりだな、俺って…。
JJ「ぁ、撮影は?」
YH「とりあえず、現場にはチャミとジュンスが残ってるよ。」
JJ「え、大丈夫なの?」
YH「ジュンスはともかく、チャミが居れば大丈夫だろ。」
YC「でもジュンス、自分も病院に行くって聞かなかったんだよ。泣きそうな顔してさ。」
YH「自分だって泣きそうだったくせに。」
YC「!?」
YH「チャミが、“僕達はここで待ってましょう”ってジュンスの腕掴んで離さなかったんだ。」
さすが、仕事の時は『Hotな心でCoolに魅せる!』(笑)
本当に最強だよ、チャンミン。
YC「で、俺は怪我人2人のお守り、兼、ユノヒョンの見張り。」
JJ「見張り?」
YC「どさくさに紛れて、ジェジュンヒョンの事襲わないように?」
YH「馬鹿。怪我した人間襲うか。」
YC「分かんないよー?」
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