adagio

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  ********* JJ「ん…」 YC「ジェジュンヒョン!」 YH「!? 目、覚めたか…?」 目を開けると、真っ白い天井と機械音、そして独特な臭いがした。 そして、横からはユチョンの声が聞こえて、首を動かしてみると、そこにはユノもいた。 JJ「ユノ…、ここって…」 YH「病院だよ。」 JJ「え?」 YH「覚えてないか?ジェジュン、照明の下敷きになったんだよ。」 JJ「え…」 YC「下敷きっていうか…寸前でユノヒョンが突き飛ばしてね、打撲くらいで済んでるだろうって。」 YH「突き飛ばしたって…他に言い方ないのかよ。」 JJ「…ユノ、ありがと。」 YH「ううん。ジェジュンが無事で、本当に良かったよ。」 JJ「ユノ…」 YC「こんな事言ってるけど、本人は腕に火傷したんだよ?照明のライトのトコ当たって。」 JJ「え!?」 YH「言うなよ…。大丈夫だよ、全然大した事ないから。」 ユノの左腕には、包帯が巻かれていた。 俺の所為で、ユノに怪我させちゃった…。 そう思って泣きそうになるとユノは苦笑して、ベッドに横たわる俺の頭を、包帯の巻かれてない方の手で撫でてくれた。 本当に、助けてもらってばっかりだな、俺って…。 JJ「ぁ、撮影は?」 YH「とりあえず、現場にはチャミとジュンスが残ってるよ。」 JJ「え、大丈夫なの?」 YH「ジュンスはともかく、チャミが居れば大丈夫だろ。」 YC「でもジュンス、自分も病院に行くって聞かなかったんだよ。泣きそうな顔してさ。」 YH「自分だって泣きそうだったくせに。」 YC「!?」 YH「チャミが、“僕達はここで待ってましょう”ってジュンスの腕掴んで離さなかったんだ。」 さすが、仕事の時は『Hotな心でCoolに魅せる!』(笑) 本当に最強だよ、チャンミン。 YC「で、俺は怪我人2人のお守り、兼、ユノヒョンの見張り。」 JJ「見張り?」 YC「どさくさに紛れて、ジェジュンヒョンの事襲わないように?」 YH「馬鹿。怪我した人間襲うか。」 YC「分かんないよー?」  
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