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+ 夕方 +
仕事の調整や、他諸々を済ませたマネージャーさんとユチョン、そしてチャンミンも病院に来てくれて、俺のベッドの周りは混雑してしまった。
マ「そろそろ、面会時間も終わるんじゃないか?」
YH「あ、そうですね…。」
JS「え~。もう少し居れないの…?」
JJ「しょうがないよ。明日には退院なんだから、そんな寂しがらなくてもいいだろ?」
JS「そうだけど…」
YC「今日は我慢我慢。」
ジュンスは、ずっと浮かない顔をしていた。
現場の様子、そんなに酷かったのかな。
医「お話し中すみません…。」
YH「あ、俺達もう帰りますから。」
医「いえ、そうではなくて。」
YH「え?」
俺の検査をしてくれた先生が、俺達に声を掛けてきた。
医「検査結果の事でお話がありますので、代表の方は会議室にいらしていただけますか?」
マ「じゃあ、私が。ユノも来るか?」
YH「はい。」
医「では、ご案内致します。」
2人は、先生と一緒にHCUを出ていった。
JS「検査の結果って?」
JJ「今日、1日掛けて色々検査したんだ。何処を打ってるか分からないからって。」
JS「そうなんだ。」
CM「あ、そうだ。病院食って美味しいんですか?」
JJ「いや、薄味で量も少ないよ。」
YC「でも、その身体だし誰かに食べさせてもらったの?」
JS「ユノヒョンだよねぇ?」
JJ「ジュンス…!」
YC「うわー。ジュンスも居るのに?」
CM「困ったヒョン達ですね。」
JJ「しょうがないだろ。ジュンスにやってって言ったら断るんだぞ、こいつ。」
JS「だって、後が怖いも~ん。」
YC「まぁ確かにねぇ。」
俺達は、検査の結果なんて全く気にしていなかった。
だって、俺はただ身体を打っただけで、今は動かなくても明日には動くようになる。
そう思っていたから。
誰もが皆、明日また5人で並んで仕事が出来ると…
そう、思っていたんだ…。
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