序章

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兄の名はシトルーヴァ、弟の名はアヴェレット シトルーヴァは地球を創り、植物、動物、そして人間を創りました 彼は金星の女神メリシャと結ばれ、二人の間には男の子が生まれました その子の名はリダ シトルーヴァは妻、息子、地球の生命に囲まれ、この幸せは永遠に続くものと思っていました しかし、弟のアヴェレットがその幸せを全て砕いたのです アヴェレットはシトルーヴァを尊敬していましたが、地球の生命に崇拝されている事に嫉妬しており そして愛していたメリシャと兄が結ばれるのを見て 彼は憎しみと怒りにかられた邪悪なものへと化したのです 怒りによって彼の中に黒魔術がうまれ 憎しみによって魔物をつくりあげました そして地球を守ろうとしたシトルーヴァとメリシャを殺しました さぁ、後は地球を破壊するだけ そんな彼に立ち向かったのが リダです 彼は賢く力もありました しかし怒りと憎しみで動くアヴェレットの力はすさまじいものだったのです
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