4人が本棚に入れています
本棚に追加
悲しみにふるえるコンジロウを他所目に怪我を心配して話しかけるヒロ子「怪我なかったですか?コンジロウ君。」茫然自失のコンジロウはボソッと言う「心が痛いだっちゃ・・・。」フトシは言う「まぁ怪我なかったし、みんな無事だったから不幸中の幸いだ。」ヒズミは言う「じゃ先急ごうか?」ボークは言う「んー、こんな事はある事だからね。引きずるなよ。」アキテルは言う「男だからな、まぁマシンにはこだわるのは解るよ。」無言で燃え盛るバギーを見つめ続けるコンジロウだった。なかなか動こうとしないコンジロウをボークが担ぎ上げそのまま歩き出す5人!
しばらくして疲れたボークは言う「そろそろキツいから誰か変わってくれ。」とっさにヒロ子は案を出した「気落ちしてるから神輿みたいにみんなで掲げましょうよ!!!コンジロウ君も気分良くなるかも・・・。」と言うとみんなでコンジロウを抱え上げて神輿状態。わっしょい!わっしょい!わっしょい!わっしょい!わっしょい!わっしょい!わっしょい!わっしょい!わっしょい!わっしょい!わっしょい!わっしょい!わっしょい!わっしょい!わっしょい!みんなは息をそろえて楽しく笑顔でコンジロウを抱えてゆく。前で腕を組み仰向けのまま無言で受け入れるコンジロウはその中で次第に気持ちを取り戻してゆくのだった。
最初のコメントを投稿しよう!