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滲んだ三日月(lyrics&music Harumu)
三日月を見ていた
あなたの横顔が浮かんだ繋ぐ手をわざと離した
距離を詰めて行くのが怖かった
幼い頃から知り過ぎていたんだ
あなたの事…
知らず知らずに繋いでた手の平
温もりは未だ此所に在るよ
近過ぎる故に想いに気付かず
ただ時を重ねて
距離を置き始め 初めて気付いた
これが“恋”だという事
三日月を見ていた
あの日とは少し形が違う
離して初めて気付く感情
滲んでいたのは
雲か…
涙か…
見慣れた帰り道
浮かんだ滲んだ三日月
二人照らし
自ずと詰まる歩幅
微かに触れる指先
慌てて離した
並ぶ事さえも許されない様に
気持ちにはウソツキ
交わす言葉さえ曖昧に誤魔化す
僕らの距離 保ちたくて…
三日月は見ていた
大人になれない二人の歩幅
月明り…
浮かぶ横顔…
夜風に前髪がさらわれてく
朧気に雲が隠した
思い出の欠片 星と流れる
恋心 気付けたのなら
距離を詰める事が出来たのかな
三日月を見ていた…
三日月は見ていた…
離して初めて気付く感情
滲んでいたのは…
雲か…
涙か…
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