永遠の別れ

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俺は樺穂に今すぐ荷物まとめて俺の部屋に来るように言った 樺穂は意味が解らずキョトンとしながら俺を振り返ると 「瑞希、その目怖いよ」 と突っ込んだ え? 怖い…? あ、いや 俺はあくまでも軽~くだな… あれ?! とにかく今は鈍感なこいつにいちいち状況を説明している余裕もなく 樺穂の部屋から適当に荷物を持ち出すと俺達は部屋へ戻った 「なんで?瑞希?!」 樺穂があんまり煩いから“203号室に他の奴が入居したんだ、お前も寂しいだろ?”そう言うと素直に“うん”と頷いた それを見た俺は透かさず 俺の部屋が一番納穂矢さんとの思い出も多いし、その方が納穂矢さんも… 勿論 俺も安心だ と言うと “同棲ってこと?!” と、上目遣いで言った 同棲? その途端、俺は身体中真っ赤になっていくのが解った そうだ… つまりはそう言うことになるんだ っうか、普段鈍感なお前が何でこーゆーときだけ敏感なんだ? 俺が焦るじゃねぇか!! と、 とにかく樺穂に気付かれないように一旦深呼吸をして気持ちを落ち着かせた       
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