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「イヤ?」
そう聞きながら俺は樺穂の顔を覗き込んだ
樺穂は俯いたまま
「ううん、嬉しい」
そう応えた
なんだか心臓がバクバクと騒がしい!
樺穂に聞こえるんじゃ…
そう思い、樺穂を見ると樺穂の顔も赤かった
か、可愛い…
俺は樺穂の肩に手を置きもう一度顔を覗き込むと真っ赤な頬の樺穂も俺を見た
二人の視線が重なると同時に俺は樺穂の唇を塞いだ
甘く、優しく二人の間を風が流れた
「樺穂のじいちゃん達には 今度改めて挨拶に行こうな」
そう言うと、樺穂は小さく頷いた
俺は樺穂を抱き締め
もう一度キスをした
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