英国

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 箱を離れて船内を彷徨きます。船員の方々は何やら髪の色が金色で耀いています。首を傾げて廊下に立ち止まっていると急に指を差されました。  二人の人の内、背の高い人は見えているのか、何かを話しています。  礼儀を弁えない人達だと思いましたが翌々考えてみれば私は勝手に乗船している身、当然と言えば当然なのでしょう。弁解の余地は無いので深く御辞儀をしてから立ち去りました。  其の後幾日かを経て寄港を繰返し、目的地に着いたようです。
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