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ぎゅうっと手を握ってうつむいた
なんでこんな酷い…こと
アルト「……涙…」
奈緒「!、ごめんね!ご飯食べよっか」
言われて気付いた
自分が泣いてたなんて
ごしごしと目元を擦って涙を拭えば、ニッコリと笑ってスプーンを持つ
奈緒「アルトくんも食べていいからね」
アルト「(コクン…)」
少しでも私が幸せにしてあげれたら…
そう思った
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
夕飯も食べおわり
リビングにてお喋りしていた
奈緒「えーっと、私の自己紹介まだだったね」
ずずーっとお茶をすすりながら自己紹介を始める
奈緒「私の名前は桐生奈緒、15歳、好きな事はお菓子作り、嫌い…てか苦手なのは運動かな」
アルト「……」
無言てすごい寂しいんだけど、まぁいっか
奈緒「じゃあ次はアルトくんね」
アルト「…アルト……11歳」
………
……
…終わりかいっ!
奈緒「まぁ、今日はそれでいいや!それじゃ、そろそろお風呂入ろうか」
アルト「…2人…で?」
奈緒「うん2人で」
アルト「…///」
奈緒「さー、着替えとタオル準備してお風呂に行こー」
手を引きながら、着替えとタオルを準備してお風呂場に向かった
着替えはアルトくんが持ってきたカバンに入っていたのを出して使おぅ
私、アルトくんサイズの服持ってないし
奈緒「先に入ってるから、入って来てね?」
アルト「…(コク)」
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