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と、とりあえずベッドに寝かせなきゃ
急いでアルトくんの身体を拭いて下だけ着替えさせ、ベッドがある寝室まで連れてった
奈緒「……勝手に手当てしてもいいかな…」
背中や腕に見えたケガ
さすがにほおっておけない
…
うん、手当てしちゃおぅ!
リビングにある救急箱を持ってきて、アルトくんの身体を起こし、湿布や包帯を巻いてあげる
奈緒「こんなもんかな」
わかる部分は手当てを済ませた
後はたぶん大丈夫
まだしっとりと濡れるアルトくんの髪を撫でてあげると、うっすら目を開いた
アルト「……ぉ…ねぇ……ちゃ…ん…」
奈緒「ごめんね、起こしちゃった?」
アルト「(フルフル)…」
奈緒「時間も時間だし…寝ちゃっていいよ」
アルト「…う…ん」
すぅすぅと寝息をたてて小さな身体で寝返りをうつ
あ、私どこで寝よう
ベッドはアルトくんが使ってるし…
ソファーで寝ようかな
優しく起こしてしまわないように布団をかけて、そっと寝室を出た
奈緒「おやすみアルトくん、良い夢を…」
…
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