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ピンポーン
奈緒「はいはーい、今出ますよー…」
インターホンが鳴り夕食の準備を途中でやめて、玄関のドアをガチャリと開けた
奈緒「?、あれ、キミは誰かな?迷子?」
ドアの前には見知らぬ男の子
金色の髪に、綺麗なブルーの目
明らかに日本人ではない
そんな事を考えていると、目の前に差し出された紙
手紙だ
奈緒「私に?」
「(コクン)…」
えーっと…
《やあ奈緒、元気にしてるかい?今日は奈緒に弟を紹介しよう!目の前にいる男の子は私達がアメリカで施設から引き取った子だ。虐待を受けて施設に入れられてしまっていたとこを私達が引き取ったとこまでは良かったが、仕事に連れてくわけにもいかない、と、いうわけで、今日から弟をよろしくたのむ》
おおっと、予想外の展開だぞ!?
と、ゆーことは?
目の前のこの子は
奈緒「弟?」
「(コクン)」
へー…
っていいのかこれで!
まぁとりあえず寒いし
奈緒「どうぞ、入っていいよ」
「……おじゃま…しま、す」
丁寧にペコリと頭を下げて、靴まできちんと揃えて部屋に入っていった
はぁー…礼儀正しいこと
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