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愛「なんかホント私…。」
麻「浮かれてる。留年しないでよ?」
愛「それは大丈夫だよ。」
危なくなったら蓮に……ってまた蓮だ。
もう頭の中蓮ばっかり…。
麻樹としばらく話しているとチャイムが鳴って授業が始まった。
愛「ふぇ~…。」
やっと学校終わった。
蓮「愛華。」
蓮が教室まで迎えに来てくれて学校から出る。
周りからの視線にはもう流石に慣れた。
同じ学年の子には何にも言われないんだけど先輩たちが…。
怖い怖い…。
学校からだいぶ離れてから手を繋ぐ。
愛「まだみんな冬休みだから家にいるんだ。」
蓮「そうなんだ。」
愛「だから蓮が来たらみんな喜ぶと思う。」
家に帰ってリビングに行く。
瑛「おぅ、愛華。蓮もか。」
音「蓮君。」
音哉が歩いて蓮のところに行く。
蓮「久しぶりだね。」
蓮が音哉の頭をくしゃっと撫でる。
羨ましい…。
羽「今あたしたちしかいないよ。」
愛「そっか。」
ママも仕事か…。
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