プロローグ‼

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秀「悪かったって。」 秀哉が机を挟んで向かい合うように座る。 愛「はぁ…課題やらなきゃ。」 手続きのときもらった課題をカバンから出す。 秀「お前しばらく見ない間に身体女らしくなったな…。」 バン! 分厚い課題プリントで秀哉の頭を思いきり叩いた。 秀「あっ、痛っ!」 愛「最低。」 秀「一緒に風呂入った仲じゃんか…。」 頭をグーで叩いた。 秀「ごめんなさい…。」 愛「次ないから。」 秀「はい…。」 課題プリントを机に広げて解き始める。 秀「あー、わかんね。」 愛「早いから。」 秀「数学教えてよ。」 愛「答え見なよ。」 秀「意味ねぇよ。」 愛「なら自分で考えなよ。」 秀「てかさ。」 愛「うん?」 秀「学校行かなくていいのか?受かったの言わなきゃ。」 愛「あぁ…行かなきゃ。てか着替えちゃった。」 秀「そのままダメなの?」 愛「私服怒られるでしょ。」 秀「じゃあ着替えろよ。」 愛「出てよ。」 秀「あっ、悪い。」 秀哉が出たのを確認して部屋のドアに鍵をかけて制服に着替えた。
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