完成

4/4
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
しかし、その時ジャンの手から暁が滑り落ちた。 ジャンも周りも何が起きたか分からず、もう一度手に取ろうとした、その瞬間。 バチィッ――… ジャンと暁の間に火花が散った。 暁は、触るな!と言うように光を放っていた。 全員が絶望した。 暁が人間を拒否した事に。 せっかく化物を倒す武器が作れても、倒す人間が居ないのなら意味がない。 しかしジャンは諦めなかった。きっと暁を使える人が居ると――
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!