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しかし、その時ジャンの手から暁が滑り落ちた。
ジャンも周りも何が起きたか分からず、もう一度手に取ろうとした、その瞬間。
バチィッ――…
ジャンと暁の間に火花が散った。
暁は、触るな!と言うように光を放っていた。
全員が絶望した。
暁が人間を拒否した事に。
せっかく化物を倒す武器が作れても、倒す人間が居ないのなら意味がない。
しかしジャンは諦めなかった。きっと暁を使える人が居ると――
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