第十一訓

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蓮魅「私の母は…宇宙海賊春雨の研究員です。」 全員『!』 新『は…春雨…?』 銀『なんでまたそんなとこに入ってんだ?』 蓮魅「私が幼い時に父は死にました。母は幼い私を育てようと必死に働きました…。 元々母は研究員だったんですけど…その頃は研究も行き詰っていて…その日その日の生活も危なかったんです。」 銀『…』 蓮魅「そんな時、母の技術力に目をつけていた春雨の連中が…仲間に来ないかって誘ってきたんです。 もちろん始めは否定しました。だけど…生活費のために…。」 そこまで言うと少し俯く。 銀『…。お前の母ちゃんはそんなにたいした研究者だったのか?』 蓮魅「…私も詳しくは知りません… 母とは喧嘩ばかりでしたから… でも、その時に母は新しい研究をしていたらしいんです。」 新『新しい…研究…?』 蓮魅「はい…その研究は…私にも分かりません…。」 そこで少し躊躇ったのを銀時ははっきり見ていた。 新八たちは気付かずに話をする。 新『じゃあ…その研究が春雨に利用されてるってこと…?』 蓮魅「たぶん…。」 蓮魅は俯きながら言った。 蓮魅「母は…自分が利用されてるとは気付いてないんです。 だからっ…!!」 新『蓮魅さん…』 神『大丈夫ネ。私たちが無事にマミーを助けてあげるネ。』 自信満々に答える神楽。
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