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蓮魅「私の母は…宇宙海賊春雨の研究員です。」
全員『!』
新『は…春雨…?』
銀『なんでまたそんなとこに入ってんだ?』
蓮魅「私が幼い時に父は死にました。母は幼い私を育てようと必死に働きました…。
元々母は研究員だったんですけど…その頃は研究も行き詰っていて…その日その日の生活も危なかったんです。」
銀『…』
蓮魅「そんな時、母の技術力に目をつけていた春雨の連中が…仲間に来ないかって誘ってきたんです。
もちろん始めは否定しました。だけど…生活費のために…。」
そこまで言うと少し俯く。
銀『…。お前の母ちゃんはそんなにたいした研究者だったのか?』
蓮魅「…私も詳しくは知りません…
母とは喧嘩ばかりでしたから…
でも、その時に母は新しい研究をしていたらしいんです。」
新『新しい…研究…?』
蓮魅「はい…その研究は…私にも分かりません…。」
そこで少し躊躇ったのを銀時ははっきり見ていた。
新八たちは気付かずに話をする。
新『じゃあ…その研究が春雨に利用されてるってこと…?』
蓮魅「たぶん…。」
蓮魅は俯きながら言った。
蓮魅「母は…自分が利用されてるとは気付いてないんです。
だからっ…!!」
新『蓮魅さん…』
神『大丈夫ネ。私たちが無事にマミーを助けてあげるネ。』
自信満々に答える神楽。
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