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今日も江戸は良い天気で平和な時が流れていた。
あの事件からまだ2週間しかたっていないが銀さんも僕たちも普通の生活に戻っていた。
新『今日も良い天気ですね。』
銀『そーだなー。』
ジャンプを読みながらダルそうに言う。
新『…外見てないじゃないですか。』
銀『大丈夫だよ、俺は実際に見なくても心の中で見てるから。』
新『千里眼!?
…まったく…仕事が来ないんですからバイトするとかしてくださいよ。』
銀『やだよ、めんどくせー。そんなこと言うならお前が仕事見つけてこいよ。もしくはお前がバイトしろ。』
神『そうネ。新八は雑用係なんだからそのぐらいしろよな。』
新『僕は雑用係じゃないって何回も言ってるでしょ!?』
ハァ…とため息をつきつつ言っても無駄だろうなと思う。
銀『しっかし…本当に仕事来ねーな…』
神『万事屋なんていかがわしい商売、儲からなくて当然アル。
いっそのこと他の職業に転職するヨロシ。』
銀『やだよ、面倒くせー。いいんだよ、そのうち客もくんだろ~』
新『そうそう来るわけないでしょ。』
ピンポーン
新『本当に来た!!』
銀『どーせ新聞とかの勧誘だろ~新八ィ、断ってこい』
新『だからなんでいつも僕?』
神『新八が雑用係だからネ。』
新『…泣いていい?…』
とりあえず玄関に向かう新八だった。
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