第十一訓

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銀『てめーにあいつらは殺らせねぇ! あいつらは…あいつらだけは…!』 銀時「あれっ?怒らせちゃった? …でも同じ力どうし戦っても決着はつかないと思うぜ?」 銀『…』 ガキィィィィン!ドカッ! ガンガン! それでも攻撃を止めない銀時。 銀時「無駄だってことが分からな…!」 (なんでだ…同じ力のはずなのにこっちが押され…) 銀『…残念。偽物は本物に勝てねーんだよ。』 ドガシャアーン!! 表情を変えずに銀時は相手を吹き飛ばす。 銀時「…けっ…やるじゃねーか…」 銀『お前はここで倒してやる。 あいつらには指一本触れさせねぇ。』 銀時「…流石…だがもう作戦は始まっちまった。…もうおせーよ。」 銀『…まだおそくな…!』 ぐさり。 不意に背中に激痛が走る。 振り向くとフードを被った人が立っていた。 ?「ご苦労様です。注意を引き付けてくれたおかげですんなりいきましたよ。」 銀『…!てめーは…や…みと…』 ドサッ… その声は紛れもなく闇兎だった。 闇兎『また会いましたね、白夜叉。』 銀『…ハァ…何しに…来やがった…』 途切れ途切れに言葉を振り絞る銀時。
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