2人が本棚に入れています
本棚に追加
風が心地良い。
そんな歯の浮く様な事思っている筈も無く。
長々と続く通学路を歩く。
俺こと橘 翔一朗(たちばな しょういちろう)
今日、高校の入学式を控えているいたって普通な高校生。
ただ一つ普通じゃないといえば、その高校が魔術師の学校だと言う事。
別に突然、異世界に飛ばされたりしたわけじゃない。
元々そーゆー世界に生まれてた。
あっあれだぜ俺別に暗い人間じゃね~から。
………うん。
そのっなんつ~の緊張してるだけ……
ただ……普通の世界の人間に生まれてたらって思ったりもする。
魔術なんて当たるといて~し、剣を振り回したりなんだ~は疲れる。
でもそれが嫌いじゃ無いって事は、やっぱり俺にも魔術師の血が流れているって事だろう。
最初のコメントを投稿しよう!