プロローグ

3/5
前へ
/14ページ
次へ
幼稚園の頃から魔術師の学校に通ってた。 だから魔術だってそれなりに使える。 師匠(せんせい)にだって鍛えてもらってたし。 それなりに剣だって使える……でも不安は消えない。 なんでって?そんなの決まってる。 待ち合わせしてる友達が来ねーからだよ! 後10分っで入学式だってのに………間に合わない訳じゃ無くて、シーンとした空気の中にギリギリで入りたく無い そう思うだけだ。 そんな事を思っていると後ろから誰かが走ってきた。 ほぅ、あのバカにしてはちゃんと走ってるだけ偉いじゃね~か………だかそんな事で許す俺じゃねぇ! 「トラ○ザム!」 っと言いながら振り向きざまに蹴りを放つ俺。 はっはー!!この赤く輝く粒子が纏わり付いた………さぁーせん嘘っす、蹴りを喰らえや!!! あっ!ビックリマークって本当は、エクスクラメーションマークって言うんだよ。 これ豆知識ね……ってそんな事を考えていると、俺のすぐ横を女の子が走っていた。 (サヨナラ俺の桃色スクールライフ……そしてようこそ哀しきスクールライフ。)    
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加