第一章 冷たい弟と恋する姉
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浴槽に俺。 風呂場に姉貴。 そして、沈黙。 気まずい。 クチュン... なんとも沈黙を破ったのが姉貴のクシャミとは……。 「寒いのか?替わろうか?」 「ヤダ。」 何故か拒否をされた。 「なんでだよ!」 「逃げるかもしれないから。」 あぁ、脱出ルート塞いでたりしたんだ。 ……気付かなかった。
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