第一章 冷たい弟と恋する姉

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「…………」 返事がない。 急の告白に戸惑ってるのかなぁ? 「私ね、この家に来てからずっと修の事が好きだったの。 好きで好きで……。 もう姉弟じゃいられないよぉ!!」 修の膝に手を乗せて前のめりになる。 タオルは外れ浴槽へと沈んで行く。 唇が当たるまで10cmの距離。 修はうつ向いて返事がない。 やっぱり無理だったのかなぁ…… 私の頬を伝い涙と言う滴は浴槽へと落ちていった
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