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「俺だって好きだって気持ちは一緒なんだよ……」
こんなに気持ちが一緒なのに……
泣く私に慰める修……。
「お姉ちゃん、顔上げて。」
目元が真っ赤になった泣き面を修の方へと向ける。
顔を上げた私の額の髪をかきわけてキスをした。
「えっ??」
私は戸惑いの言葉を発した。
「付き合おう。お姉ちゃん……」
「うそ……。
夢じゃないよね……?」
修が軽く私の頬をつねる。
「……いひゃい。」
「じゃあ、夢じゃないな。」
修が微笑んだ……
その微笑みは暖かくひだまりにいるようだった。
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