第一章 冷たい弟と恋する姉

8/17
前へ
/157ページ
次へ
生まれた姿の茜が現れた。 あれ?朝から幻覚…… いやいや、妄想か? 寝てないせいかもと目を擦るが裸の姉貴の姿が消えない…… 「修?」 語尾にハテナが付くのが分かるほどの疑問系で話しかけてきた。 「悪い。もう少しで出るから少し待ってて。」 「ヤダ。」 ……ワガママな!! 「じゃあ、俺出るわ。」 「ダメ!」 姉貴が俺の脱出ルートに立ちはだかる。 いや、立ち裸る?? そんなことはどうでもいい。 俺の脱出ルートが断たれたのだ。
/157ページ

最初のコメントを投稿しよう!

254人が本棚に入れています
本棚に追加