第一章 冷たい弟と恋する姉

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目のやり場に困る。 てか、隠せ!!と心の中でツッコミをいれたが どうしよう?! うっすらと光が差し壁の白さが更に白く写し出された中に義理の姉弟。 義理の姉とはいえ本能が……。 「一緒に入ろっか?」 上目使いと甘えた声に胸がドキンとする。 「お願い!」 姉貴が前のめりになったせいで大きな胸がさらに…… いや、姉弟だし自重しろよ、俺。 「分かったからタオル巻いて来てくれ!!」 俺の精一杯の譲歩により姉貴と風呂に入る事になってしまった。 俺は朝から何してんだ? 自問自答してみるが答えはなかった。
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